

さてタンドーリが置かれたこのお店で食べた夜食は…




テタレを注文したのに、テススが来た。
(注)テタレ(teh tarik)とは、濃く淹れた紅茶に練乳を加えたものを、よく混ぜるために二つの容器に曲芸のように入れ替えながら空気を入れて滑らかにする技術を用いた飲み物。なんて説明をすると大仰ですなー。いろんな理由があって紅茶液を高いところから低い所へ注ぐようですが、その様子はなかなか圧巻。目にも楽しいです。
一方テスス(teh susu)はカップに練乳を入れて、そこに濃い紅茶液を注いだもの。テーブルで各自混ぜて飲むのであります。

トーサイはインド式酸っぱいクレープ風のもの。これ付けだれがにんにくたっぷりのなにかがついてきて、美味しいんだなあ。ロティトゥルールは、広げたロティチャナイの生地に卵を入れて包み焼いたもの。

練乳とはちみつとグラニュー糖・クラッシュドピーナツをまぶしてあるのでデザート風味。うまいんだなー。甘いんだけど、これもカレーを付けたりして食べますのよ。

インド系の料理店も大きなものからオーセンティックなもの、古びた路地裏の伝統的なお店など、色んなタイプのお店があってペナンに行くとこういうお店をはしごするのが楽しいのです。10年以上前に東南アジアをマレー鉄道で旅行したときに出会った思い出深いインド料理屋は今でも健在で、通りがかるたびに懐かしい青春の頃を思い出します。
はてさて、そんな懐かしい雰囲気一杯のペナンのメイン通りでNasi Kandarの店で食事を。
私はブリヤニライスに、羊のカレーと鶏肉のカレーを。好きなおかずやカレーを好きな分だけご飯に掛けてもらうNasi Kandar、大好き!

イカのフリッターは作り置きで冷めているんだけど、サクサクした食感はちゃんと残っていて美味!


縦に長くて横置きにするとはみ出ちゃうので、お皿を三枚持ってきてそれを並べてやっと横置きにする仰々しさ(笑)。


しかしチリをたっぷり足してもらったにも関わらず、あまりパンチのない味で美味しくなかったなぁ。

じゃぁブリヤニを食べようと聞いてみると「まだご飯が炊き上がってないから10分待ってね」とのこと。ついてないなぁ。でも10分待ったブリヤニ、最高に美味でした!Mango Ice Blendedを飲みながらTVを観てボーっと待っていたら、おじさんにツンツンと背中を付かれ「ご飯出来たよ」と呼ばれました。炊き上がったばかりでバッドに広げられたブリヤニライスは芳醇な香りがします。ハーブ類が沢山入ったご飯をおじさんによそってもらって、好きなカレーを乗せてもらいお会計。マトンカレーとチキンカレー、ポテトフライと漬物を乗せてもらって90円。安いっ!
マサラドーサは食べられなかったけれど、久しぶりに炊きたてのブリヤニが食べられたので、ま、いっか。

本日はいつも同じものを食べてしまう自分にカツを入れる意味も込めて、Tosaiを注文。Tosaiと書いてドセーと発音するみたい。タミル語は全然分からないので発音も意味もよく分かりませんが、アルファベット通りに読んで注文したら「ああ、ドセーね、はいはい」と訂正されました。あはは。
ドセーはちょっと酸味があるインド風クレープみたいな食べ物で、ロティチャナイやナンとは違って、ドロドロの液体を鉄板でクレープのように薄く延ばして焼いたもの。クルクルっと巻いたものをテーブルに運んできてくれました。これもやっぱりカレーなどと一緒にサーブされます。お皿のソース類の左端にみえる白い物体は、何という名称なのか分かりませんが、豆をひいてにんにくや唐辛子と一緒にあえたような不思議な食べ物で、とても美味しかった!一見白くてサッパリして見えますが、大量のにんにくと青唐辛子が入っているようで辛くて臭い。でもこれが美味しいんだなあ。これにミルクティーで50円ほど。Tosaiも美味しかったけれど、私はどちらかというとTosaiよりはRoti Canaiのほうが好きかなぁ。
Tosaiやロティチャナイを作る作業台は大抵お店の入り口付近にあって、道行く人を誘惑する状態にあります。歩きながらクルクルと伸ばされるロティチャナイを横目で見たら、思わずお店に入ってしまうというもの。焼きあがったロティチャナイは給仕のお兄ちゃんが丸いまな板で細切れにチョップして手際よくお皿に乗せて客席へ運ばれていきます。「写真を撮ってもいい〜?」と聞くと大照れしながらも「かっこよく撮ってよ!」と注文をつけてました。
20円ちょっとのロティチャナイを注文して、デフォルトがこの状態だから、日本のシンガポールレストランとかマレーシアレストランでロティチャナイを食べるのがはばかられるんだよなぁ。


